漂流先->JAIST

北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)現役生のブログ

他学部出身者はついていけるか

受験生の方々お疲れ様。

 

昨日だか一昨日にJAISTの夏入試があった。真夏の暑い中エアコンも入らないロビーで漆黒スーツの学生を何人か見つけて、学部生も大変だ、とか思ったり。

 

入試もあったし、気まぐれで更新。今日はJAISTの数少ない売りの一つ、他学部出身者へのサポートの件。

 

この大学の特徴は、

  1. 留学生が多いこと
  2. 学部がない大学院大学であること
  3. 他学部出身者を広く受け入れていること

この3つに集約されると思う。

 

gmovie.hatenablog.jp

 ここに書いたけど、JAISTは4学期制で、始めの4−5月期には導入講義なるものが開講されている。情報系学部出身ではない人でも情報科学の基礎がきちんと勉強でき、後に続く専門科目についていけるようになるという触れ込みだ。

これで本当にそうなら問題ないけれども、それじゃ記事にならない、もとい記事にしない。導入講義は全部で6−8個ほどあるけれども、導入講義の裏で別の導入講義が開講されていたりして実態はかなりお粗末。こんなことを書くとどこかから情報専攻にはアーカイブ配信があるじゃないかとツッコミいれられそうだけれど、1日は24時間しかないのだから、いくら配信があっても見られる量は限られている。情報専攻と知識専攻では、講義はすべてWeb配信されていて翌日から視聴可能であり、過去の年度までさかのぼって見ることもできる。とはいっても、全ての導入講義を網羅するなど不可能に近いし、現実的じゃない。

 

それに学生の間では、他学部出身でも導入講義などとるべきでないというアドバイスが横行している。実際導入講義の受講者はほとんどいないし、いたとしても留学生ばかりだ。これはこの大学の修士修了の要件と絡んだ話で、このアドバイスに耳を傾けたかどうかは、後々ボディーブローのように効いてくるから笑えない。

なら、情報科学初学者はどうするか。研究室配属は6月なので、研究室の勉強会などに期待するというのもアリだけれど、そこで扱われない部分は、基本的に自分で必要になった時にその都度勉強するか、分かる人に聞く以外はない。分からない・知らない部分が多い人で、きちんと基礎を押さえようと考えるとなかなかハードになってくる。

 

タイトルの他学部出身者はついていけるか、だけれど、こればかりは人による。文系からの理転の人でも2年で終了している人もいるから、努力ととった講義と選んだ研究室次第。危険な講義を履修しないで、確実に安牌を狙えば他学部出身者でも標準年限で終了することは十分可能。ただ講義スピードが速い上に、導入講義以外では他学部出身者に配慮した内容にはなっていないから、自分である程度予習復習するなりしないと厳しい面もある。